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ラブリコとシェルフサポートで棚を作る(ツーバイ材でDIYする手順)

こんにちは、ゆうすけです。

最近引っ越しをしたのですが、新しい家が前住んでいたところより収納が少ないんですね。モノは多少減らしたのですが、それでもやっぱりちょっと足りない…。

という事で今回はラブリコとシェルフサポートで棚を作ってみました。

DIYデビューです。

ラブリコとシェルフサポートで棚を作る

まずどのような棚を作るかですが、収納用の箱としてバンカーズボックスを使っているので、それがちょうど収まるような棚にしたいと思います。

場所はデッドスペースになっている、リビングと寝室の間の通路↓に設置することとします。

通路に冷蔵庫を置くという大胆なレイアウトによりデッドスペースとなった場所

1. 設計図(三面図)を作る ← 一番重要

方針が定まったら設計図を作ります。と言っても、誰が見るわけでも無いので自分がわかる範囲で適当に…。

今回はツーバイ材と棚板、ラブリコの2×4アジャスター、それと棚を支える為のシェルフサポートを使って棚を作ります。

私は設計図をイラレで作りましたが、手書きでも良いと思います。イラレで作る場合は実際の寸法と比率を合わせて作ると間違いが起きにくいと思います。それと寸法が1000mmだとしたら10分の1に縮小して設計図上は100mmで作るとわかりやすくて簡単です。

ここで大事なのは、必要な材料とサイズをしっかりと出すという事です。これが失敗すると後の工程が総崩れになるので、間違いの無いように確かめながら設計図を作りましょう。

ラブリコを使用する場合、天井までの高さの実測から95mm短くする必要があるのでそれも忘れずに…。

2. 材料を買いに行く

設計図ができたら、その設計図を持って材料を買いに行きます。必要な材料に過不足なく木材のサイズを選ぶのはちょっと大変ですが、スマホ(電卓)片手に計算しながら頑張って選びましょう。

木材以外に必要な材料も忘れずに購入します。私は木材に色を塗りたかったので、ブライワックスと、作業時に下に敷くブルーシートも一緒に購入しました。DIY作業には電動ドリルも必要ですが、それは手持ちがあったので購入しませんでした。

私は近場のホームセンターに行きましたが、ネットで購入してしまうのもアリだと思います。というのも、天井までのツーバイ材を買うとなると結構な長尺(2m以上)となり、持って帰るのも一苦労です。

私の場合もホームセンターで購入はしたものの、結局は配送をお願いしたので、それであれば最初でネットで買っても同じだったかも…と思いました。お店にもよりますが、オンラインショップでも木材のカットなども問題なく行ってもらえる様です。

3. 木材をカットしてもらう

木材が売っている大抵のホームセンターには木材のカットサービスというのがあります。ツーバイ材くらいなら自分でノコギリ使って切れなくも無いと思いますが、それでも結構大変です。

他にもやるべき工程は色々あるので、潔くプロに切ってもらう事を断然オススメします。直線カットなら1カット50円くらいですぐにやってくれます。

4. 木材に色を塗る

購入した商品が届いたらいよいよ棚作りのスタートです。

ブルーシートを敷いて、その上に木材を並べます。この後使うブライワックスに限らず、塗料が床につくと大変なので、必ずブルーシートは敷きましょう。(我が家は賃貸なので余計に気をつけないと…)

ブライワックスっていうのはこれ↓で、色は『ジャコビアン』を選びました。

DIY界隈では多分定番で、いろいろなところで紹介されてたりします。パッと見、色が真っ黒なので木材が暗くなりすぎないか心配になりますが、塗ってみると案外派手すぎず、木材にすぐ馴染むので心配いりません。

説明を読むと、「布かスチールウールで刷り込む」と書いてあるので、そのとおりにやってみます。スチールウールが手元に無かったので、余った布の端切れで刷り込みました。

写真だけ見るとムラになりやすそうな感じもするんですが、伸びが良いので刷り込むうちに均一になっていきます。

一通り塗り終えたら、木材へのブライワックスの定着を良くする為にたわしで磨きます。

ブライワックスを塗る前(上)と塗った後(下)です。

色が薄いと感じる場合は、もう一度塗りましょう。ブライワックスは結構すぐ乾くので、作業は結構サクサク進められます。

ちなみにブライワックスを使うときはブルーシートもそうですが、ゴム手袋もした方が良いです。私は軍手をはめて塗っていたのですが、塗り終わった後、指が真っ黒になってしばらく取れませんでした。

中の手も黒くなりました…

軍手だけだと中まで染み込んできてしまうので、ゴム手袋をする事をオススメします。

ブライワックスは可燃性があるため、刷り込む時に使った布は水に濡らしてから捨てましょう。

5. ツーバイ材に穴を開ける

色を塗り終わったら次はツーバイ材にラブリコのシェルフサポートを取り付けます。

この画像の上の6つが『シェルフサポート』

直接ネジで止めても良いのですが、念の為に木割れを起こさないよう下穴を開けます。

まずは穴を開ける場所を決める為に、設計図どおりに寸法を測って印をつけていきます。ラブリコはツーバイ材の上部につけるアジャスターで微調整を行うので、床に接する面から測ります。(上から測ると微妙にズレてしまう可能性があるので)

基本となる最初の一本に印を付けたら、残りの3本を重ねて同じ様に印をつけてしまいます。

下をまっすぐな板などで揃えて…

定規でまっすぐ線を引きます。

ちなみに後述しますが、この線のとおりにシェルフサポートをつければOKかというと、そうでも無くて、結局ネジを締める時にちょっとズレたりします。なので、この線はあくまで目安として捉えて、実際の位置は調整しながら進めるのが良さそうです。

線を引いたらその線にシェルフサポートを合わせてマスキングテープなどで仮止めしてから…

下穴を開けます。ラブリコのシェルフサポートに付属しているネジのサイズはそんなに太く無いので、下穴も細めで大丈夫です。私はとりあえず手持ちの2mmのドリルで下穴を空けましたが、問題ありませんでした。

下穴を開けたら、ネジ止めをします。(ネジ止めの写真は撮り忘れました。)

1本目の取り付けが終わったら、次のツーバイ材を横に並べてシェルフサポートの位置合わせをします。先程も書いたとおり、印としてつけた線は参考にとどめておき、実際のモノに合わせて調整した方が結果的にズレは少なくなります。

ツーバイ材自体も完全な真っ直ぐなものは稀で、大体は多少の捻じれがあったりします。品質の高い木材でちゃんとした加工をして作成する場合は寸法どおりにやった方がキレイになるのかもしれませんが、ここは素人作業なので見た目で合わせましょう。

そんな感じで4本全てにシェルフサポートを取り付けます。

シェルフサポートは柱側だけではなく、棚側にもネジ止めする穴が開いているのですが、今回は4本の柱で支えるという事もあり、棚板は載せるだけにするのでネジ止めは行いませんでした。

後は天井と床にツーバイ材を突っ張って固定させて、棚を取り付けたら完成です。

6. ラブリコ 2×4アジャスターでツーバイ材を突っ張る

実際に取り付ける場所にツーバイ材を持っていって、並べてみます。

この時点で木目や捻じれなど、見栄え的に問題無さそうな面を判断して、どこにどの柱を置くかを決めておきます。

今回は床がクッションフロアで凹みがちょっと気になったので、短いツーバイ材を床に噛ませて力を分散させる事にします。(そのように設計図を作る段階で寸法を出していました。)

ちなみに床に接する面はブライワックスを塗っていません。

先程決めたとおりに柱を設置して…

棚を載せたら完成です。

と、結構サクサク簡単に書きましたが、この『柱を立てて』『棚を載せる』のも意外と時間がかかってます。というのも前述したとおりツーバイ材には多少の捻じれがあって、下では合っても上ではズレちゃうという…。

仕方がないので、その場で少しづつ調整しつつ、落とし所を見つけました。

当初の目論見どおり(寸法を測ったので当然なのですが)、バンカーズボックスもちゃんと収まりました。

収納状態が丸見えなので、あまり見栄えがするものでは無いですが、とりあえず収納として収めるべきものは収まったので良しとしましょう。

まとめ:ラブリコとシェルフサポートで棚を作る(ツーバイ材でDIYする手順)

という事で、今回がほぼ初めてのDIY挑戦だったのですが、作業するのもなかなか楽しかったです。以前からDIYに興味はあったのですが、やるタイミングが無かったんですね。でも引っ越したのを機に挑戦してみました。

木材のカットはやってもらったので、実質色塗って穴開けるくらいしか自分ではやってないんですが、それでもDIYの楽しさは十分感じる事はできました。

せっかくなのでこれを皮切りにして徐々にDIYにも手を染めていきたいなと…。今回使った木材の余りが結構あるので、それで何か作れないか画策中です。

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