こんにちは、ゆうすけです。
VANKYOのV630というプロジェクターを買ってからというもの、ホームシアターを気軽に楽しんでいるのですが、そこで『気軽に』という時に問題になってくるのが、スクリーンです。
スクリーンは壁掛け式やスタンドといった方法での設置がありますが、事前の取り付けが必要だったり、使うときに準備が必要だったりとちょっと面倒です。
そんな時は壁に直接投影してしまえば簡単です。以前、ホームシアターを格安(合計2万円以内)で構築する方法【賃貸住宅対応】という記事の中でもご紹介しました。
しかも壁をスクリーンとして利用する方法は費用がかかりません。設置の手間も無くメリットも多いです。
画質のこだわりが強くなければ、全然使えますよ。
プロジェクターのスクリーンは壁を代用すればOK
さて、スクリーンとして使う壁は真っ白でなくても良いのですが、白系である必要があります。さすがに色がついていると、プロジェクターの投影には厳しいです。
参考までに、次の写真は賃貸アパートである我が家の壁です。
よく見るタイプの一番安価な壁紙クロスです。汚れが目立たないように若干ランダムなベージュ色が入っているようなタイプで、そこそこ凹凸もあります。
この壁に直接プロジェクターを投影してしまいます。
スクリーンと壁に直接投影した時の画質を比較
プロジェクターで投影した時の画質の違いがわかりやすいように、スクリーン(ニトリの遮光ロールスクリーン)に投影したものと比較してみます。
部屋にちょうど良い場所があったので、以下の画像のように半分づつ投影してみました。
ココに投影してみるとこんな感じになります。
これはAmazonプライム・ビデオのホーム画面なのですが、パッと見、左右の違いはそこまで気にならず、結構キレイに投影できていると思います。
真ん中部分に寄ってみます。
上部のピンクの部分や、女性の顔のところを見るとわかりやすいのですが、壁の方は凹凸があるので、ボコボコした感じです。ベタ部分だと、このボコボコがちょっと目立ってきますね。
次に左側の壁部分をアップにしてみます。
サムネイルなので結構サイズは小さいんですが、ワイルド・スピードの『スーパーコンボ』という文字もなんとか読めるレベルです。
同くワイルド・スピードのサムネイルの箇所を、右側のニトリの遮光ロールスクリーン部分にも投影してみました。
見比べると確かにコチラのほうがキレイではあるのですが、壁紙スクリーンの方も全然許容レベルかなと思います。
プロジェクターで動画を投影したものも撮影してみました。
元の動画のクオリティが低い(私が昔アップしたものです)ので、わかりづらいかもしれませんが、違和感無く鑑賞できるということはわかっていただけると思います。
暗めの画面でも検証してみます。
真ん中あたりにある説明文章も問題なくしっかり読めます。字幕の文字サイズはこれよりも少し大きいくらいなので、字幕の映画でも全く問題無しですね。
実際の字幕の見え方を確認していただきたいので、動画で一瞬だけ。
※音が出ます
まとめ:プロジェクターのスクリーンは壁を代用すればOK【格安ホームシアター構築】
この記事の検証結果から、壁紙スクリーンは十分実用可能ということがわかっていただけたと思います。
確かに専用のスクリーンを使った方が、よりキレイに投影できますが、設置の容易さと天秤にかけると、壁に直接投影する方法を選択するのもアリです。
それでも「もっと良い品質で見たいんだ!」という方は、上記の検証写真でも登場した、ニトリの遮光ロールスクリーンを使う方法もオススメです。
それでは、良きホームシアターライフを!
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