こんにちは、ゆうすけです。
最近のコロナ禍の影響で家の中で過ごすことが増えて、ストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。そんな時にオススメなのが、プロジェクターです。
部屋を簡易ホームシアター化して、映画館に行った気分で映画を見れば、ちょっとは気も紛れるというものです。
VANKYOのプロジェクター V630
私が購入したのは、VANKYO V630というプロジェクターです。
コロナが流行する前に購入していたのですが、ここに来て活躍の機会が増大しております。
上記はamazonの商品ページの紹介文から抜き出したものですが、ひとつだけ注意点があり、表記では『4K対応』とあるものの、解像度はあくまでも『1920×1080』のフルHDです。4Kネイティブの解像度で投影できるわけでは無いのでご注意ください。
単に4K映像を出力できるという意味なのかもしれませんが、コレを4K対応と言っていいのかはちょっと謎です。
VANKYO V630(本体前面)
前面はシンプルに投光部とVANKYOのロゴのみです。
グレーの部分は網状で一見スピーカーのようにも見えるのですが、コレはただのデザインなので、ココから音は出ません。
VANKYO V630(本体左側)
本体左側には排気口と、SDカードスロット、HDMI端子×2があります。
VANKYO V630(本体後面)
本体後面は電源ケーブルのポートと、VGA端子、USB端子、電源用USB端子(5V)、AV端子(スピーカー用)、イヤホン端子があります。
前面と同じくグレーの網目処理がされています。左の方になんとなく丸く影が見えると思いますが、そこがスピーカーです。
つまりプロジェクターの後面から音が出るということになります。
VANKYO V630(本体右側)
本体右側は排気口のみです。
VANKYO V630(本体裏面)
裏側には天吊り用のM4サイズのネジ穴があります。
VANKYO V630の良いところ(メリット)
まず、私が感じたVANKYO V630の良いところです。
1. 安い
いきなり機能以外のところで恐縮なのですが、私にとってこのVANKYO V630が人生で初めて自分で購入するプロジェクターとなりました。
高いものであれば良い製品である可能性は高いですが、今の所そこまでのこだわりは無いので、コスパを重視したい。
その点、VANKYO V630はamazonで実売価格20,000円前後と、比較的手頃な金額です。
2. 映りがキレイ
比較対象が無いので、他のプロジェクターがどんな感じかはわからないのですが、少なくともVANKYO V630だけを見ている限り、画質について不満に思うことはありません。
1080Pの解像度の映りで、私のように初めてプロジェクターを買うような方であれば、確実に感動できると思います。
3. 設置が容易
我が家では、映画を見る時にプロジェクターを出して、終わったらしまうという使い方をしています。
普段はクローゼットの中にしまってあるのですが、このV630には専用ケースもついており、持ち運びもしやすいです。
設置も簡単で、慣れれば1〜2分でできてしまいます。
4. 多様な設置方法に対応
VANKYO V630の本体にはM4サイズのネジが底部についており、天吊りにも対応しています。(上下反転しての投影も可能)また、スクリーンの裏側から投影する方法も可能です。(左右反転しての投影が可能)
私は使用しませんが、常時設置される方には必須の機能だと思います。
5. 台形補正が可能
台形補正機能が付いており、水平・垂直の補正を自由に調節できるので、斜めからの投影も可能です。
ただ、斜めから投影すると若干端がボヤけるような感じがするので、スペースに余裕が無い場合を除いては、なるべく垂直に投影することをオススメします。
6. 発熱量が少ない
これは現行のプロジェクターであれば、他製品も同じような感じだと思いますが、ランプがLEDなので昔のプロジェクターで使われていた水銀ランプと比べ、圧倒的に発熱量が少ないです。
昔、会社で水銀ランプのプロジェクターを使っていたことがあったのですが、使い終わった後もしばらくファンが回っていて、すぐにケースに収納するのを躊躇するほどでした。その点LEDランプの場合は、すぐにケースに収納しても問題無い程度の熱さにしかなりません。
安全性も高いと言えそうです。
7. サポートがしっかりしている
VANKYOは中国の深センにあるブランドです。
中国の企業というと、サポートに不安を覚える方もいると思いますが、私が何回かやりとりした限りは、まったく問題ありませんでした。
商品が届いてから、レンズカバーがうまく嵌まらなくなったのですが(amazonの商品ページにも記載があります)、その旨をメールで伝えたところ、すぐに新しいカバーを送っていただけました。多少日本語に違和感はありますが、サポートは日本語OKです。
というかVANKYO含め最近の中国ブランドは、日本のブランド以上にサポートに力を入れている様に感じています。
V630の良くないところ(デメリット)
次にV630のデメリットです。
1. ファンがうるさい
プロジェクターってある程度こんなものだと思いますが、もう少しファンの動作音が静かになってくれると嬉しいです。
ファンの動作音のせいで、スピーカーからの音がちょっと聞こえづらいです。
2. 音があまり良くない
先ほどのV630の説明のところにも記載しましたが、プロジェクターの後方にスピーカーがあり、あまり芯のある音ではありません。
よく聞こえるようにするためには、ファンの音に負けない音量にする必要があるのですが、あくまでオマケであって、あまり大音量向きのスピーカーではないため、粗が目立ってくる印象です。
その為、私はamazon Echo Show 5と接続して使っています。
3. 自動補正の反応が鈍い
垂直・水平を検知し、歪みを自動で補正してくれる機能があるのですが、【オン】にした時の反応が鈍い時があります。
何回かオン・オフを繰り返したり、本体を大げさに傾けたりすると動作するのですが、もう少し敏感に反応してくれても良いかな、と思いました。
まとめ:VANKYOのプロジェクターV630をレビューする【最強のおこもりセット】
私はプロジェクターに詳しいわけでは無いので、「自信を持ってオススメ!」とまでは言えないのですが、少なくともホビーとして気軽に映画館気分を味わいたいという方にとって、VANKYO V630は日常の楽しみを増やすことができる製品だと思います。
『気軽』っていうのは大事で、どんなにキレイに映ろうが、どんなに良い音であろうが、金額が高すぎたり設置に時間がかかり過ぎたりすると、どこかで後悔する部分が出てきます。
その点、このV630は良いバランスになっていると思います。
家に籠もってばかりで楽しみが無い!という方は、プロジェクターで簡易ホームシアター化してみるのも良いと思います。
Stay Homeを楽しんでいきましょう!
プロジェクター以外にも欠かせない、ホームシアターの周辺機器についても記事を書いたので、よろしければコチラもご覧ください。
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