こんにちは、ペンタキシアンのゆうすけです。
突然ですが、モノってなんで肝心のところで壊れちゃうんでしょうか?まぁ大体のモノは急に壊れるんですが、それがカメラだと撮りたかったものが撮れなくて悲しいですよね。
私もK-3 IIが故障した時、タイ旅行の真っ最中ですぐに修理に持っていくこともできずに頭を悩ませました。
最悪iPhoneなどでも写真は撮れますが、できれば一眼レフで撮りたいところです。
一眼レフ本来の力は発揮できないけれど、ダメ元でこうすれば撮影できないことも無いかもしれない、というちょっとしたヒントです。
① マニュアルモードで撮る
例えばオートフォーカスが上手く働かないときは、マニュアルフォーカスで撮影します。露出がおかしいようであれば、マニュアルモードで一つづつ手動で設定して撮影します。
オートフォーカスの場合、明らかにピントがおかしい時はすぐに気がつくので良いんですが、微妙なピントズレの場合、帰って大きなモニタで見たらピントがズレてたというパターンもあって、実はそっちの方がダメージが大きいです。
なので、ちゃんと撮れてると思っても、一応たまに拡大してみておかしいところが無いかを確認しながら撮影しましょう。
② ライブビューで撮る
これは実際にタイで撮影できなくなった時に使ったのですが、光学ファインダーではなく、ライブビューを使うと撮影できる事があります。
その時の原因は基盤の腐食だったのですが、おそらく測光センサーがおかしくなっていたのでしょう。ライブビューを使用すると、測光センサーではなく撮像素子で測光を行うので撮影できたのだと思います。
AFが遅かったりして、普段使いに向くものでは無いですが、完全に撮影できなくなるよりはマシです。
急に撮影できなくなって、どうしようも無い時はライブビューも試してみてください。
③ AF微調整機能を使う
少しの前ピン・後ピンくらいであれば、AF調整機能で調整してしまいましょう。
これはどちらかと言うとメンテナンスに近いですが、定期的にピントずれがないかを確認して、調整する→AF調整機能の範囲を超えたら、修理・調整に出すといった形で良いと思います。
上述のとおり、微妙なピントズレは気付きにくいので、できれば事前に確認しておくのが良いと思います。
まとめ:カメラの調子が悪くてもなんとか撮影したい時のヒント【一時的な対処法】
上で紹介したのは正直大した対処法ではないのですが、いきなり撮影できなくなると、焦りで色々な方法を試す余裕が無くなってしまう場合も多いと思います。
冒頭にご紹介したタイ旅行中のトラブルでも、どう頑張っても写真が真っ白になってしまって、仏像様の足元で途方に暮れました。シャッタースピードを変える事ができずに困り果てたのですが、ふとライブビューにしてみたところ、一応撮影ができる事に気付きました。
普通に撮影した場合とライブビューの場合でシャッタースピードの制御?が変わるなんて知らなかったので、ダメ元でも色々試してみるのは大事だなぁと思いました。
結局これは一時的な対処法にしかなりませんが、もし撮影できなくて困った時は、この記事を思い出してみてください。
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